今年初めてのライブ、今回新曲は1曲、それとカバー曲が1曲
という構成。演奏方法やアレンジを変え、
もう一度じっくり自分の作品に取り組んでいる姿が見えました。
(演奏曲目)
1 春の風とアスファルト
2 小さな気持ち(新曲)
3 Where have all the flowers gone(song by PPM)
4 美しい悪夢
5 必ずまた会える
6 決意
7 懐かしい場所
(ライブレポート)
ライブは今回で21回目、曼荼羅では4度目を迎えました。
今年初めてのライブということで本当に楽しみでした。
いつも1曲目は緊張した様子なんですが、今回は
本当に終始淡々と歌いきりましたね。そこにはMAYUKOの
自信と成長ぶりがうかがえました。
♪1 「春の風とアスファルト」
1年ぶりの披露でした。ちょうど桜の美しいこの時期にぴったり
ですね。この時期すぐ近くの井の頭公園の桜を見に行くのが
楽しみなんです、とMAYUKO。
『My Christmas time』で始まった前回ライブ。
今回は「桜」の曲で始まり、もう春が来たんだな、って
時の流れを感じました。
「終わらない片想いが、僕を弱くさせるから・・・。」
悲しいけど、まったりと聞き入ってしまいました。
♪2 「小さな気持ち」
大人になってくると、何かをやる時、結果がどうなるかを
ついつい推測したり、あるいは読めてしまったりする。
そうしてしまうが故に心に生まれたほんの小さな気持ちを
自分の中で押さえて、一歩引いてしまう。
そうではなくて、自信がなくてもその気持ち大事にして一歩前
に進んでみよう、という曲です。
自分も先々ばっかり考えて、今生まれた気持ちをどこかで
封印してしまうことがあるけれど、それじゃあダメだって
教えてくれた気がします。
♪3 「Where have all the flowers gone」
ピーターポールアンドマリーという米国の三人組の曲を
歌いました。戦争に行って亡くなった兵隊さんのお墓から
お花が咲いたという曲。今この瞬間もイラクでは戦争が
続いている。戦争で誰かが殺され、悲しむ人がいる。
それがどういうことか、早く気付いて・・・。
♪4 「美しい悪夢」
すっかりお馴染みの曲ですね。
この曲に出会った時、俺の中でMAYUKOっぽくない
イメージだったのでとても衝撃的でした。
すごく雰囲気とメロディーが強くて頭に残ってしまいます。
インパクトが強いんです、とにかく。あと伴奏もとっても
カッコイイ曲です。
♪5 「必ずまた会える」
「必ずまた会えると泣きながら電話をきったあの日を忘れない。
生まれて初めて愛したあなたをずっと忘れない。」
初めて本気で好きになった人ってやっぱり特別ですよね。
自分にとって大好きだった人の事を思い出します。
♪6 「決意」
昨年3月に大学を卒業したMAYUKO。
学生はもう終わり、明日からまたゼロになる。
自分の人生どうなるんだろう?
いっぱい悩んで迷う事はあるけど、確かに
それでもこの道を選んだのだから・・・。
この曲はMAYUKOそのものがストレートに表現
されていますね。
歌っているMAYUKOは本当に楽しそうに見える。
けれど、影ではつらく悲しいことだってあるんだよね。
それでもこの道を選んだのだから、自分を
信じて歩いてほしい。
♪7 「懐かしい場所」
デモCDにも入ってますね。
人間ってどうしても弱い。そんな時自分が振り返る場所、
懐かしい人との思い出があるから、私はまた頑張れる、
という曲です。私は先月2年ぶりに懐かしい場所、カンボジアを
訪れました。何年か後、きっとこのライブハウスが私にとっても
MAYUKOにとっても、みなさんにとっても懐かしい場所に
なることでしょう。
と以上7曲でした。あっという間に終わってしまったという
感じでした。楽しい時間というのはすぐに過ぎてしまうものですね。
個人的に今回は今の自分に投げかけてくれる曲が多かったと
いうことです。MAYUKOのいろんな曲を聴いて、何かを考えること、
忘れていた気持ちを思い出せること、落ち込んでいた自分に
もう一度頑張ろうと思えること、といろいろあります。
「言葉」+「メロディー」=「歌」がこれほどまでに人に
影響を与えるものなのだと実感しています。
ありがとうMAYUKO!これからも頑張って下さい♪
(Text By かっしー)
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