2006.12.8 東京駅 Break Station Live (vol.15)



写真協力:とっちぃ~


MAYUKO@ゆうまおライブ 東京駅Break('06.12.08)

平日の夕方・夜と2回公演で行われた今回のライブ。
始まるまでは足を止めるお客さんも少なかったけど、でもいつもあまり見ない顔のお客さんも多く、
やはりこういうフリースペースのライブはMAYUKOさんをまずは生で体感してもらえるいい会場だなぁ。。。
と再認識。JRのスタッフの皆さん、ありがとうございます。

そしてライブの開始時間が近くなると人はたくさん集まりだし、
MAYUKOさんのピアノと歌声が響き渡れば足を止めて聞き入る人はさらに多くなる。そんなBreakでのライブ。

今回はその流れより、1曲1曲に感じた感想を書いてみたいと思います。

1回目は今のMAYUKO@ゆうまおというアーティストを知ってもらうのに入門編としてはうってつけのセットリスト。

01 君のもとへ
02 幸せに・・なろうね
03 みちしるべ
04 key
05 スイートホームソング

『君のもとへ』。新谷良子ちゃんへの提供曲ではあるものの、すっかりゆうまおさんの曲としても定着しつつあるこの曲。
やはり胸の奥に届く暖かい気持ち。両親のもとへ、というだけでなく
自分の大切な人への気持ちというのが昔より自分の中で強くなってます。
何か柔らかい優しい気持ちの曲。ピアノの弾き語りということでそれがより一層引き立てられていた感じがあります。

そして『幸せに・・なろうね』。昔は切ない曲が多かったMAYUKO曲の中で数少ない幸せな曲でしたが、
ここ1年、だいぶ幸せな曲が増えてきて少しその曲感が今になってフィットしてきたかなぁ。。。とも思えます。

『みちしるべ』。記念すべきデビュー曲。ゆうまおさんのみちしるべとなるような
この曲があったから今がある。そんな気持ち。
だからやっぱり初めての人には特に聞いて欲しいかな。と思います。

『key』。この2分11秒という短い時間の曲はその秒数にも奇跡があって。
2月11日の誕生日のMAYUKOさんのために必要な曲なんじゃなかったかな。
そして今回は演奏されなかったけど、これとつながる『鍵盤より愛をこめて』も。

最後は『スイートホームソング』。この曲は初めて聴いたときに思ったのはイントロの
高い音から一気に低い音に移行するところで、なんか家庭の温かさみたいなものを感じて印象に残りました。
いつもより、甘い歌い方をするゆうまおさんの歌い方がまるで煙突から出てくる夕食の匂いのように。
そんな感じをうけました。
そして、この1回目、特に素晴らしいと思ったのが、最後のため。
すごくなんか心の中が高まって気持ちがブワァーッっとなってしまいました。なんかすごかったです。

そんな1回目の総評としてはすごく聴きやすいライブでした。
Breakという場所柄を考えるといいチョイスだったかと思います。

そして2回目。こちらのセットリストは完全に個人的にツボでした。

01 あなたをもっと好きになる
02 うん
03 みちしるべ
04 決意
05 スイートホームソング

『あなたをもっと好きになる』。これは個人的にとてもすごく好きな曲ですごい聴きたかった曲でした。
うれしかったです。とても何か深く深く。そして優しく。暖かくなるような曲で大好きな曲。
今年もこれを聴けてよかったなぁ。。。と。その詞もじっくりかみ締めるとすごく好きになれる曲です。

次に『うん』。この前に素晴らしいエピソードを披露したり。
ファンの方が、好きな女性に『key』に収録されている『TAKE OUT!!』
(男性の視点の好きな人への想いの曲)を送ったと。
そしてその彼女からの答えは『うん』(女性の視点からの視点の思いの曲)。
そういう架け橋になった曲が作れて嬉しいって話をしてました。そんな状態で歌った
『うん』は当然幸せに満ちていたなぁ。。。今までの『うん』で一番ほんわかしてたかもしれません。

そしてもう一度『みちしるべ』。『スイートホームソング』もそうだけど、
やはりゆうまおさんに興味を持って足を運んでくれる方の多くはこの曲なことが多いですよね、必然的に
。だからこういうゆうまおさんの『みちしるべ』としてだけじゃなく、
聴いた人の『みちしるべ』だけでもなくみんなからゆうまおさんへの『みちしるべ』としての
この曲の意味合いって言うのは重要だなぁ。。。と実感しました。

そして『決意』。Breakといえば『決意』という感じのこの曲。
遠くへ旅立つ背中を押してくれるという意味ではJRに乗って新しい生活に旅発つ人に向かうこの曲は
ここにはふさわしいと思います。そしてそれはさらに自分の心の仲で立ち止まっている人の背中を
押してくれる曲でもあると思っています。
MAYUKO@ゆうまおさんのうたにはたくさんの元気を貰ってます。
その象徴のような曲ですね、僕の中では。
Breakでの2回公演。また楽しみにしたいと思います。

(text by ちゃい)