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          MAYUKOライブ vol.30  2004年8月11日(水)吉祥寺曼荼羅
           
           今回で丁度30回目を向かえたライブはお馴染みの曼荼羅で
           行われた。真夏の夜の涼しげな外、しかしライブハウスの中では
           熱の入った弾き語りが今夜7曲披露されました。
           
           ♪1 『つぶれたメガホン』
           「甲子園」をテーマに思い描いた、夏の高校野球。
           昨年の夏に「熱闘甲子園」という番組を見て
           敗れて涙を流す選手の姿に胸を打たれ、それを曲をしたそうです。
           負けてしまった君を1人スタンドから静かにずっと眺めている
           様子がすごく伝わってきます。
           
           ♪2 『I'm happy when you're happy』
           珍しく英語のタイトルの曲です。
           夏に君を連れて僕のふるさとへ帰った時のこと。
           ひまわり畑に2人、楽しそうに遊び描かれています。
           この曲は一時期ホームページ上でアレンジが加わった曲で
           アップされていましたが、ピアノの弾き語りになると
           テンポは変わらないがゆったりしていた曲の感じに
           軽やかなリズム感が増し、ノリも良かったです。
           
           ♪3 『聞こえるよ』
           「携帯電話のカメラで撮ってしまうほど、夏の青空が好きなんですよ」
           とMAYUKO。そしてその空を見て思うことは、
           数年前に「お互い頑張ろうね」と約束を誓ってお別れした友達が
           今もこの同じ空の下で頑張っているだろうか、ということ。
           そんな2人が誓った約束をテーマにしたのがこの曲です。
           
           ♪4 『必ずまた会える』
           好きだったあなたがいなくなってしまった。
           その事を私は自由になったと自分に言い聞かせるけれど
           やっぱり心がどうしても泣くから、あなたの事はもう忘れたい。
           けど生まれて初めて愛したあなただから、やっぱり忘れられない。
           好きな人との思い出をそんなに簡単に消すことができない事を
           切なく思います。
           
           この曲に関してはリバーブ(カラオケでいうエコーみたいな
           もので音に残響感を出すもの)を外して、歌ってみたり、
           ちょっとした工夫、アイデアが見られました。
           
           ♪5 『音楽室』
           中学時代のMAYUKOの悩み、迷い、痛み。
           そんな時は一人音楽室でピアノを弾いていたそうです。
           少なくともピアノを弾いている時は自分らしく居られる。
           大人になった今もそれは変わっていないようですね。
           「目をとじれば 見知らぬ世界 指に触れる ピアノの音で
           どこへだって 行ける気がした・・・」というサビのフレーズ、
           今は僕がそんな気分になっています。
           当時の記憶を懐かしく思い出すように歌っていました。
           
           ♪6 『決意』
           MAYUKOが大学を卒業した日の帰りの電車で書いた曲。
           もうこの曲が生まれてから2年半も経つのかと
           時の流れの速さを感じました。
           その間、ほとんどのライブで歌ってきた大切な1曲。
           あの時の決意を今も変わらず、一生懸命自分の道を歩いている。
           凄く熱のあるパフォーマンスを披露してくれました。
           
           ♪7 『ただ好きなだけで』
           今日のプログラムの最後は「未定」と書かれており、
           当日まで何を歌うかは決めていなかったそうです。
           リハーサル直前に作り上げた曲とは一体どんな曲だった
           のだろうか。僕にはいつもと違う緊張感がありました。
           
           最近MAYUKO自身いろいろな事が起こっていたそうで、
           そんな中、最近日記によく出てくる言葉、それは「大事なもの」。
           その「大事なもの」をテーマにつくりあげた曲です。
           
           自分のすぐそばにいつもあるものに幸せを感じとれることが
           すごく大事なことなんだと思う。それは簡単そうで簡単ではない。
           この曲はそばに居てくれる「君」に対して、謙虚にそして真っ直ぐに
           大切に想う心がMAYUKOの言葉で表現されていました。
           
           今回のライブ前半は「夏」をテーマにした組み立て、
           後半は過去の自分を振り返る「懐かしさ」のある曲のライブ。
           時を重ねるにつれて、懐かしい曲がどんどん増えていきます。
           まだまだ聞きたい曲がたくさんあるんだな、とあらためて
           実感しました。
           
           ライブ終了後今回ライブ30回目を記念して僕から花束を贈呈。
           ささやかなものではありましたが、ここはあくまでも通過点。
           これからまた様々なことを経験し、感じたこと、訴えたいこと
           MAYUKOの言葉で僕たちに投げかけて下さい。
           これからもずっと応援していきたいと思っています。
           頑張って下さい!
           
           (text by かっC♪)
           
            ☆MAYUKO本人によるプチライブレポート☆
           今回のライブの核は、ラストの「ただ好きなだけで」でした。
           ホームページのダイアリーにも書きましたが、
           どうしても伝えたいことが、あふれ出て、
           前代未聞の新曲発表となりました。
           ホントに直前まで、歌詞を書き直していたんですよ。。。
           ライブが終わって、私自身、「やってよかった」という
           満足感でいっぱいです。
           まだまだこれから、やらなくちゃいけないことが
           たくさんあると思いますが、
           30回目のこの日を、ひとつの区切りとしてとらえ
           さらにさらに、頑張っていきたいと思います。
           応援よろしくお願い致します!
           ちなみにアンケートの結果、「ただ好きなだけで」が
           一番人気でした!また歌いたいと思います。